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指きりげんまん 嘘ついたら 遠くに引っ越す


by sholitude
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続・誰にも見えないほど小さな金色のイオン

ここのところずっと、遠近公私問わず訃報に接することが多く、
なんとなく処し方が纏まってきたので
誰かの死を受け入れることについて書きたいと思います。

+---+---+---+
人と人の関係性において、誰かの死は役割の欠落を意味します。
次に、その人が担っていた役割が他の誰かに引き継がれたり
変化したり、消滅したり、ということが起きます。

例えば文通の場合、関係性自体が消滅することになることでしょう。
水遣りの場合、他の誰かが引き継げば良いですが、
彼が(彼女が)人知れず手入れしていた植物は枯れます。

そのように、欠かすことの出来ない役割は誰かに引き継がれ、
引き継ぎが不可能な役割、欠けてもよい役割は消滅します。
そのような整理が行われた結果、組織の総体的有りようが変化します。

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誰かの死を受け入れる、乗り越えるというのは、
欠落した役割を静かに整理して、
関係性の変容を一つずつ認識し、自分を適応させてゆくことです、

文字にするととてもプラクティカルで、
「もう会えない」「声が聞けない」といった原初的で大きな穴は
そんな考え方では埋められない場合があります、

そんな時はただ悼むことをします。
悼むとは、死を嘆き悲しむことです。
方法は人それぞれです。

嘆き悲しみ続けていると、あるときは船が岸に着くように
またあるときは崖を飛び越えるように、
気持ちが行けなかった場所に行けるようになります。

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ご多分に漏れず竜頭蛇尾の尻切れトンボですが、
まぁそんな感じです!ヌルハチ・ホンタイジです。
どんどん次に行く!
by sholitude | 2011-08-03 22:35 | 雑記